昨今、ミニマリズムというスタイルが随分と広まりました。確かにミニマリストにはメリットが沢山あります。
でも、その一方で「ミニマリストのメリットは理解できるけれど、実際に自分の生活に取り入れるのはなかなか難しいなぁ」と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
我が家も先日から、ミニマリストを目指したい!と考察を繰り返してきました。ですが、ミニマリストのメリットを理解しながらも、ミニマリストの生き方はお金がかかる等の理由から、我が家には真似できません。
よって、我が家はシンプリストという生き方を選択します。
今回は、我が家が「ミニマリスト」ではなく「シンプリスト」を選んだ理由と2つの違いについてお話します♪
「ミニマリスト」はハードルが高いけれど、「シンプリスト」ならば目指せるかも!?と思って頂けると思います。ぜひ読んでみて下さい♬
シンプリストとは
シンプリストとは、「シンプルライフを実践する人」を指します。
シンプルライフとは、そのまま「シンプルな生き方」のことを言います。
家具や家電などの所持品や暮らし方、お金や時間の使い方など、他人の価値観に流されず、自分の優先順位を理解し取捨選択して、シンプルにコンパクトに生きる生き方だと解釈しています。
シンプリストとミニマリストの違い
シンプリストは
ミニマリストとどう違うの?
と疑問に感じると思います。
どちらも自分の幸福を感じるポイントを理解し、その他を削ぎ落すことで生活をシンプルにしている点は同じです。
シンプリストとミニマリストの間にはっきりとした境界線はありませんが、一言で言うと所持品の量が違うと言えます。
ミニマリストは所持品を極限まで減らすのに対し、シンプリストはすっきりと暮らしつつも、いわゆる一般的な家具、家電を所持しています。
具体的には、研ぎ澄まされたミニマリストのお宅は、徹底的にモノを取捨選択されていて、車1台、もしくはトランク数個に所持品が収まりきるのではないかという所持品の量だったりします。
それに対しシンプリストは、例えば鍋やフライパンといった調理器具を必要に応じて複数個所持していたり、電子レンジや炊飯器、ソファといったいわゆる一般的な家具・家電も持っているでしょう。
シンプルライフを選択する理由
我が家は、幼児を子育て中であり、さらに道具を多く必要とする登山やDIYを趣味としています。
我が家は、所持品を極限まで減らすことは出来ません。
また、ミニマリストの生き方は少ないお金で暮らせるイメージがありますが、以前の考察の結果、ミニマリストは実際のところけっこうお金がかかると思いました。
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これらの複数の理由から、自分達にはミニマリストではなくシンプリストとしてのシンプルライフが合っていると納得しました。
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シンプリストのメリット
シンプリストのメリットを表すと以下のようになります。私はシンプリストも、ミニマリストに準ずるメリットがあると考えています。
- 自分の価値基準がはっきりする
- 脳と時間とお金と心のゆとりが生まれる
- 家族の絆が深まる
- 引っ越しが楽&費用を抑えられる
順に解説します♬
自分の価値基準がはっきりする
今いる場所、今身につけている服や装飾品、髪型、時間やエネルギーを多く費やしている事柄。一見じぶんで選択したように思えている事柄も、ひとつひとつ見つめ直すと、実は世間の価値基準に流されていることが多くあります。
幸福度をUPさせながらモノを減らす為には、自分の優先順位を知る必要があります。
有限であるお金や時間をかける対象を、自分の幸福度に影響するポイントに絞るんですね。
モノを減らしたり、時間を使う先を厳選していく作業は、自分の価値基準をはっきりさせていくことに繋がります。
結果、自分のことや自分がどう生きたいか、をよく理解することが出来ます。
脳と時間とお金と心のゆとりが生まれる
所持品を少なくすると、多くのメリットを受けられます。
まず、物の管理にエネルギーを奪われなくなります。〈脳〉
物を多く所持すると、「アレはクローゼットの右上に」「アレはタンスの何段目の引き出しに」と、物の位置を記憶しておく必要があります。また、所持品が多いと、手前のモノを一旦除けて…と取り出す際も一苦労ですね。
必要最小の所持品であれば、これらにかかるエネルギーを節約でき、余力が生まれます。
そして、モノが少ないと掃除がとても楽で、時間をかけることなく清潔に暮らすことができます。〈時間〉
なにより、買う際はそれが本当に必要か慎重に見極め、たとえ使用頻度が少なくても丁寧な暮らしの為に必要なものは手元に残すその暮らし方であれば、より少ないお金で生活することが可能です。支出を最適化出来ます。〈お金〉
少ないお金でも心豊かに暮らせることを知れば、気持ちに余裕が生まれますね。〈心〉
家族の絆が深まる
そして、少ないお金でも心豊かに暮らせることを知れば、気持ちにゆとりが生まれると同時に、例えば「お給料の為に残業を希望する」などような考えがなくなります。結果として家族と過ごす時間を多く持てるようになります。
家族と過ごす時間が増えて会話が増えれば、頻繁に夫婦が意見をすり合わせる時間がとれるので、家族の絆をより強固にすることが出来ます。
引っ越しが楽&費用を抑えられる
また、モノが少なければ、引っ越しの際の荷物の搬出/搬入が楽ちんです。また、業者に運搬を依頼する際も、安い値段でお願い出来ます。その観点から、シンプリストと賃貸派はとても相性が良いと言えます。
そして賃貸派のメリットはたくさん有ります♪
持ち家を持たず賃貸で暮らす生き方は、金銭的にも精神的にも気楽ですし、身体的に身軽です。具体的には、多額の借金を抱えずに済みますし、家族の状況に合わせて利便性の良い場所に移り住むことが容易です。
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まとめ
これらの理由から、我が家はミニマリストではなくシンプリストとして、シンプルでコンパクトな生き方をこれからも実践していこうと思います。
いかがでしたでしょうか?
きっと、所持品を極限まで減らすミニマリストに対して、「シンプリストはハードルが低い」と感じて頂けたと思います。
我が家は、自分たちの価値基準を見直し、ムダな支出とモノを減らし、小さな家に引っ越したことで、生活を最適化できたと感じています。時間とお金と気持ちに余裕が生まれました。
ミニマリストのメリットは多いですが、シンプリストもそれに近いくらい沢山のメリットがあります。
気になった方はぜひ、「シンプルライフ」を検討してみて下さい♪
この記事が少しでもお役に立てば、幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございました♬
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