私は特定の信仰心を持っていないんですが、たまに機会をつくっては近所の神社にお邪魔しています。
そんな時私は特にお願い事をせず、神様へのご挨拶とご機嫌伺い、それに家族の近況報告をするようにしています。
今日は、その理由についてお話します。
お願い事をしない理由
息子は先天性の病気の為、生後半年間病院で暮らしていました。
その間、私は運動を兼ねて毎日近所の神社に通いました。
無事に息子の手術が成功して元気になれるようにと、沢山お願いしました。
今は家族3人仲良く暮らせており、これ以上ないほどに満ち足りています。
お願いすることが特にないんですね。
達成したい目標や生活習慣による家族の健康は、神様にお願いする前に自分で出来ることがあるので、神頼みの段階ではありません。
挨拶と機嫌伺いをする理由
近隣の土地やその土地に住む人々を見守ってばかりの神様です。
神様の調子を気に掛ける人もたまにいないと、私が神様だったらきっとイジけると思います。
「神様、こんにちは」
「元気にしてましたか?」
「元気でね、また来るね」
こんな風に声掛けしています。
家族の近況報告をする理由
主に息子の成長を報告しています。
息子が退院して生活に少し慣れてきた頃に、息子を連れて家族3人で挨拶に行きました。
その後も、
「寝返りが出来るようになりました」
「ご飯をもりもり食べられるようになりました」
「歯が生えてきました」
など、直近の出来事を報告するようにしています。
息子の命が助かるようにと何度もお願いしましたので、おかげさまでその息子がこんなにすくすく育ってくれていますと報告するのは、礼儀ですよね。
私が神社に行く理由
当初の目的は息子の無事を祈るのと、運動不足解消のためのウォーキングでした。
ここまで神社(神様)を人格化して話してきましたが、冒頭でも述べたように私は無宗教で、この世に実際に神様がいるとは考えていません。
それでも、生まれたばかりの息子を助けられるかどうかわからなかった入院中、私に出来ることは医者を信じる事、元気で暮らすこと、親として成長しておくこと、それと神頼みでした。
訪れて静かに手を合わせると、少し元気が出ました。
そして、いつの間にか神社の存在が身近になり、今では毎日ではありませんが、近くを通った際は立ち寄って挨拶と近況報告をするようになりました。
それに、あれだけ毎日祈っておきながら、息子が退院した途端に顔を出さなくなったら、「ゲンキンな奴だな」と思われそうですし(笑)
お詣りの裏技
以前、水野敬也さん著「夢をかなえるゾウ」を読みました。
人生を好転させたい社会人の主人公に対し、インドの神様ガネーシャが直接指導するという奇想天外なお話です。
このガネーシャが、ある時「お参りの裏技」を紹介していました。
以下は、ガネーシャのセリフです。
神様のところには、毎日「健康になりたい」「お金が欲しい」「恋人が欲しい」「幸せになりたい」と便りが寄せられるんや。そんな中、たまに「いつも良くして頂いて、神様ありがとうございます」なんていう子がいたら、神様側からしたらそういうの、ぐっとくるよ。こういう子は、優先的に願い事叶えたるのが、神様連中の中で暗黙の了解になってんのよ。「困ってることないか?人肌脱ぐで」ちゅうことになるんや。
水野敬也さん著「夢をかなえるゾウ」より引用
ガネーシャがなぜ関西弁なのかはさておき、神様の立場に立ってみたらごもっともな話です(笑)
皆さんも神社にお詣りに行った際は、お願い事をする前に、神様に感謝とご機嫌伺いをしてみて下さいね♬
人肌脱いでもらえるかもしれません(笑)
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました♬
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