他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

自宅保育と保育園論争に終止符を

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

我が家は、1歳3ヶ月になる息子を自宅保育しています。基礎疾患があり根治できていない状態の為、保育園での集団生活はリスクが高いと判断したからです。

息子は自宅保育でつまらない思いをしてるんじゃないだろうか?ずっとお母さんとふたりで可哀そうかな?発達に良い刺激を与えられてないんじゃないか?

不安な気持ちから、以前必死に自宅保育のメリットを探しました。

0~2歳児を保育園に預けない、自宅保育のメリットを考察
0歳から子供を保育園に預けるメリットが多く言われるようになりました。では自宅保育のメリットはないのでしょうか?決してそんなことはありません。自宅保育のメリットを紹介します。

でも、自宅保育のメリットに意識を向けていたのに、「自宅保育は同じ年頃の子と遊べないので刺激が少なく、可哀そう」という他者の声が聞こえてきて、すぐに気持ちがぐらついてしまいました。

自宅保育は子供が可哀そうと言われました。保育園と自宅保育のメリット/デメリットと家長の意見
「コロナ感染症が流行し、子育て支援センターも活動停止している中、自宅保育をしている家庭の子供は他の子供との交流がなくて可哀そう。」という声が聞こえてきました。確かに保育園に通わせるメリットはあると思います。でも、だからといって自宅保育は本当に可哀そうでしょうか?

 

そんな経緯があり、「自宅保育/かわいそう」とネット検索してみました。すると、逆に

  • 0歳や1歳から保育園に通わせるのは可哀そうか?
  • 「小さいのに保育園に預けるなんてかわいそう」と言われた

のような記事ばかりが出てきました。

そうなんです。

保育園に預けるお父さんお母さんはそれはそれで、メリットとデメリットのはざまで、複雑な思いで苦しんでいるんですね。

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

数個の記事を開いてみるといずれにも、0歳や1歳から保育園に通わせることを思い悩むお父さんお母さんに対して、「むしろ保育園に通わせるメリットは多い」と背中を押す内容が書かれていました。

  • 発達に良い刺激がある
  • 保育園で沢山新しいことを覚えて帰ってくる
  • 親が働いている方が、将来子供の年収が高いというデータが取れている

やはり保育園に通うことは、ずっと自宅で親と過ごすよりも、子供にとって良いことなのか?

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

保育園に通わせる親御さんの背中を押す記事は、自宅保育をしている親御さんを苦しめるし、きっと自宅保育のメリットを挙げれば、保育園に通わせている親御さんが思い悩むことになるでしょう。

どちらにしても比較すれば、気に病む人が出るということです。世間の勝手な論争でいずれのお父さんお母さんも子供に対して罪悪感を感じてしまうなんて、悲しいしあってはならないことです。

だって、どちらのお父さんお母さんも、できる範囲で最善を尽くしているんですから。

もう、自宅保育・保育園論争は終わりにするべきですね。

それぞれ事情や考えがあって、自宅保育なり保育園に預けるなりしているわけですから、そのお父さんお母さん方の気持ちを乱して何になるというのか。

私も以前、不安な思いを打ち消したくて、自宅保育のメリットを考えてみたりしました。でも、それはそれで誰かを傷つける記事になっているのかもしれない。

結局、「比較」は誰のことも幸せにしませんね。

人は人、うちはうち。

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

 

「発達が早い」に隠れる競争意識

「発達が早い/遅い」の言葉の冒頭には、本人も気づいていない「基準より」や「誰かと比べて」が隠れています。

基準より早い」
自宅保育の子と比べて早い」

無意識に、生まれて間もない子供を「基準」や「誰か」と比べているんですね。

他者と比較して幸せになることはありません。上には上がいますし、全ての項目で我が子が平均以上でなければ満足できない親のもとに生まれた子供は大変です。

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

我が家は、他の子と競争させるために息子を生んだわけではありません。

むしろ、競争社会で生きるのではなく、競争しなくても生きられる居心地の良い場所を見つけてほしいですし、柔軟さを身に着けてほしいと思っています。具体的には、学歴社会や出世競争に勝つ必要はなく、世間が競争している枠の外で「自分の好き」や「得意」を見つけてほしいと思っています。雇われることなく自由な発想で自分のビジネスを作り出してほしいと願っています。

「発達が早い/遅い」論争も、誰かを踏み台にして優越を感じる行為のように感じます。でもそれは、いずれ自分が踏み台になる可能性だって大いにあるわけで。

常に競争の場外にいたいものです。

他者と比較して幸せになることはない。自宅保育と保育園論争に終止符を

自宅保育/保育園論争は、つまるところ他者との比較や競争から生まれています。

他者と比較して幸せになることはない。
肝に銘じたいですね。

 

\ 「目標となる自分」と比較しよう /

他者との比較は競争を生む。
競争意識が世界を敵に見せる。
比較をやめれば、人は誰でも今すぐ幸せになれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました