少ないものですっきりと暮らしたい。私は、視界に入ってくるものがすっきり整っていると心地よさを感じるシンプル好きのシンプリストです。
シンプルな部屋に住みたいけれど、なかなかそんな印象にならないとお困りの方へ、今回は、シンプルを生み出す「余白」について紹介します。
「余白」がつくる印象
物事をシンプルに捉え考えられる人の脳内を想像してみて下さい。
きっとすっきりと整理され、沢山の「余白」があるはずです。
お部屋づくりも同じで、余白を十分に設けることで、シンプルな印象にすることが出来ます。
ちなみに、こちらはずっと以前の私の部屋なんですが…
出窓を埋め尽くすほどにぎっしりと並べた沢山の写真立てが原因で、ベッドしか置いていないはずの部屋なのに、シンプルとは言い難いですね。
余白の割合とシンプル度は比例します。
上の写真のように余白が0%の空間が存在している場合、残念ながらシンプル度も0%です。
シンプルな印象のお部屋にしたい方は、所持品をふるいにかけ、モノの量を調整して、モノをなにも置かない余白部分をつくり出しましょう。
机や棚、それ自体が見えれば見えるほど、部屋はすっきりとした印象になります。
シンプルを生み出す「余白」の作り方
私が提案するシンプルなお部屋の為の「余白」の作り方は、以下の通りです。
【 シンプルを生み出す「余白」の作り方 】
- 余白7:モノ3を目指そう
- ゆったり配置しよう
余白7:モノ3を目指そう
「余白」、つまり棚や机の上が7割程度見えるように、置くモノを厳選しましょう。
余白を多く設けた静けさの漂う空間は、シンプルな雰囲気を醸し出すことができるとともに、住む側に「この空間を壊してはならない」意識が働き、自然と部屋が散らかりにくくなるメリットもあります。
例えば、この棚に空き缶や使ったティッシュを置く気にはなかなかなりませんよね。
また、どなたも経験があると思いますが、モノを増やすのは簡単で、どちらかというと減らす方が難しいですよね。
部屋は生活スペースですから、余程意識していないと時間とともにどうしてもモノは増え、雑多な印象になってしまいます。
よって、部屋づくりの際は机や棚など水平面に置くモノの量は3割程度を目指すくらいが丁度良いですね。
多少増えてもシンプルさを維持できるよう、ぜひ「余白7:モノ3」を意識しましょう。
ゆったり配置しよう
必要なモノを置いたら、面積の3割に収まらない場合もあります。
こんな時はぜひ、ひとつひとつのアイテムをゆったりと配置してあげて下さい。
スペースを広々と使うことで、空間にゆとりを感じさせることが出来ます。
実際に我が家のキッチン裏のレンジ台も、必要なモノを置くと天板が埋まってしまうんですが、それでもあえてひとつひとつ間隔をあけてゆったり配置させることで、ゆとりを演出しています。
まとめ
すっきりとした印象のお部屋にしたい方は、ぜひ「余白」を意識してみて下さい。
余白の割合とシンプル度は比例します。
余白の分だけ、お部屋にシンプルな印象を持たせることが出来ます。
机や棚を単なる物置きスペースとせず、机や棚、それ自体が見えるように、ぜひアイテムを間引きしてみて下さい。
きっと洗練された雰囲気のお部屋が出来上がるはずです。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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