以前、幼少期の子育てで力を入れたいことは「個性を育てる手助け」だと書きました。
でも、個性を育む以上に大切にしたいことがあったのに、触れられていませんでした。
今回は、個性以上に伸ばしたい、我が家が考える子育てで最も大切なことについてお話させて下さい。
自己肯定感を育てる
我々夫婦が子育てで何よりも大切だと考えているのは、彼の自己肯定感を育てることです。
自己肯定感とは、端的に「ありのままの自分を認め、自分を好きでいられる力」だと解釈しています。
私たちは、息子自身が自分のことを、「自分はありのままで、ただそこにいるだけで価値のある人間だ」と感じられるように育てたいと考えています。
理由
自己肯定感を育みたい理由は、彼に幸せになってもらいたいからです。
自己肯定感が高いと…
- 自分への自信や他人への優しさに繋がる
- 自信があれば、自分の個性を迷わずに貫ける
- 自分の個性を大切にできれば、幸せに繋がる
私は、具体的な生き方は人それぞれだとしても、自分に嘘をつかず、自分らしく自分の本心に従って生きることが幸せだと考えています。
よって、自分の本心(=個性)を認識し大切にできるかどうかが鍵となります。
それにはまず、自分の本心(=個性)を知る必要があります。わからないと、大切に仕様がないからです。意外と自分が「本当はどうしたいか」を知っている人は多くいません。
また、個性を自覚出来ているのに無視して生きることは、心にフタをして生きることと同じです。自分の道を進むには、自信が必要です。
自分の個性を自信を持って貫けるかどうかは、ありのままの自分を認め好きでいられる力、つまり「自己肯定感」の高さにかかっています。
彼の幸せを願うならば、最初に育てるべきは自己肯定感でした。
いつ誰が育てる?
以前、育児セラピストでタレントのりぅちぇるさんが自身のYouTubeチャンネルで、自己肯定感についてお話されているのを耳にしました。
自己肯定感は、幼い頃からの親の声かけや愛の伝え方によって育まれる。
大人になってから自分で自己肯定感を育てるのはすごく難しい。
と話されていました。まったくもって同感でした。
子供の自己肯定感を育てるのは、本人ではなく私たち親なのです。
幼い子供にとって親は、頼れる唯一無二の存在です。
例えば、その親から頭ごなしに注意を受けたり意見や存在を否定されたりしたら、子供は自分のことを「自分は悪い子なんだ」と思うようになるでしょう。
親は否定したつもりがなくても、子供はとても繊細です。
私たち親は、注意の仕方だけでなく、子供に対する冗談ひとつとっても細心の注意を払う必要があるんですね。
まとめ
今回は、「自己肯定感を育てる」ことが子育てで最も大切だと考える理由について、お話させて頂きました。
私は彼に幸せになってもらいたいと願っています。
その為には、彼が自分の個性を認識し、本心に従って生きることが鍵となると思います。
そして、自分の個性を強い心で貫けるかどうかは、自己肯定感の高さにかかっていると思います。
では具体的に、どうすれば子供の自己肯定感を育むことができるでしょうか?
私が考える具体的な方法は、改めて別記事にしたいと思います。
また読みにきていただけたら、嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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