生まれてからずっと入院中の我が子は、一般的に生後100日前後に行うお食い初めをしていません。
そもそも私たち両親は、古典的な儀式に懐疑的な夫婦です。入院していなくてもやったかどうか。
その代わり、将来食べるのに困らない為の具体策として、我が家は知恵と軍資金を我が子に授けてあげたいと考えています。
そして家族会議の結果、その軍資金を作る手段の一つとして、ジュニアNISAを利用することにしました。
財源
お金に色はついていませんが、考え方として、児童手当を投資にまわそうと思っています。
日々の固定費や変動費を抑え、子育てにかかる費用は親の所得で全て賄い、内閣府の児童手当制度で支給される手当金から毎月1万円を投資に当てようと考えています。
いただいた出産祝い金は息子の証券口座に全額ストックしており、株価の上昇が期待できるタイミングで、これを使って買い増す予定です。
追記
考えが変わり、預貯金を使って、年間80万円の非課税枠をフルに使うことにしました。
80万円×3年間(ジュニアNISA終了の2023年12月までの期間)=240万円を使って、毎月66,666円ずつ買付する予定です。
投資先
「三菱UFJ国際投信-eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」1本でシンプルに積み立てる予定です。
「三菱UFJ国際投信-eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス指数に連動するように、世界中の株式をバランス良く買いつけ、日本を含む先進国・新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指してくれるファンドです。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス指数とは、先進国23カ国と新興国26カ国(2018年12月末現在)の49カ国の大型株と中型株で構成される株価指数です。 世界全体の株価動向を知るのに広く利用されている株価指数であり、2018年12月末現在では、2,700を超える銘柄で構成されています。
つまり、世界全体の株価動向に連動するファンドという解釈をしています。
全世界株式といっても、2020年3月末時点では全体の60%近くをアメリカの会社に投資しています。
とはいえ、新興国の勢いもあり、これからの世の中はアメリカ一強ということにならないのでは?アメリカ一強でもそうでなくても対応できる全世界株式を、という理由でパパが選んでくれました。
それと、このファンドを投資先として選んだ理由はもう一つあります。
我が子に世界に関心を持ってもらいたいと思ったからです。
生後3か月の我が子は既にキョロキョロとあちこちを見渡し、初めて見るあれこれに興味津々です。好奇心が旺盛な我が子に、あなたが所有している会社はこの国にあるよ、と地球儀を回しながら教えてあげたいです。世界はどんな位置関係で、どんな自然環境で、どんな会社があって、どんな事業をしているのか一緒に調べたいです。そして、その中でも本人が興味を持った投資先の国を一緒に訪れてみたいです。
しかし、2020年は国内株式・外国株式・新興国株式のいずれも、米中貿易摩擦問題やイギリスのEU離脱問題、新型肺炎のパンデミッ クの影響を受けて、株式市況は不安定です。今後も世界情勢の予想は難しく、何が起こるかわかりません。期待値を上回ってくれるかどうかわからないので、投資1本に頼ることなく、資産形成のバランスをよく熟考するようにします。
最後に
2021年1月から開始する予定です。
使い道は本人が決めること。いずれは口座の管理を本人に任せるつもりでいます。今のところ18歳、高校卒業と同時に渡したいと考えています。
18歳の我が子が上手にお金を使えるかどうかわかりません。一部切り崩しつつも継続してお金を育てていくのか、やりたいことに使うのか、散財するのか。息子が上手にお金を使えるように、その日までに一緒にお金の勉強もしていきたいです。
その為にまず、親がお金の知識を子供に与えられるよう、日々精進します。
最後までお読み頂き、ありがとうございました(^^♪
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