- パパ : 乾燥肌
- ママ : 産後の吹き出物
- 赤ちゃん : 敏感肌
我が家は現在、全員が肌荒れで悩まされています。
今まで、ボディソープ、シャンプー&リンス、食器用洗剤を色々変えて、試してきました。
そして前回までに、
と学びました。
そして、先日購入したのが、無添加にこだわるシャボン玉せっけんのシャンプーとリンスです。
届いた箱の中には、商品とカタログと、商品の特徴を紹介するパンフレット、そして、1冊の冊子が入っていました。
「無添加を科学する」
表紙はどなたでしょう??イメージキャラクターの俳優さんでしょうか?
んん??
シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長!!社長、イケメン!!!
Σ(゚□゚ノ)ノエー!Σ(゚◇゚)ウッソー!Σヾ(*゚○゚)ノホントー!
さらによく見ると、値段がついています。通常は、販売されているものなのですね。何が書かれているのか?と、冊子を開いてみました。
そこには、合成洗剤の危険性、二代目(父)、三代目(現社長)の無添加石けんへの想いやこだわりがびっしりと綴られていました。
前置きが長くなりましたが、今回は、シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長 である 森田隼人氏 著「無添加を科学する」を要約して紹介します。
私はこれを読んで、皮膚に対して、また、肌に触れるものに対する意識が変わりました。
ちょっと長いですが、ぜひ最後まで読んでみて下さい♪♪
これを読めば…
- 肌荒れでお悩みの方は、解決への糸口が見つかる!かもしれません。
- 今なんとなく選んでいるシャンプーやボディソープ、食器用洗剤や洗濯用洗剤の選び方が、きっと変わる!と思います。
宜しければ、レビューも覗いてみて下さい♬
「無添加を科学する」要約
■ 物を洗う原理
そもそも、なぜ石けんで洗うと汚れが落ちるの?
水と油は混ざりません。水と油の間に「界面張力」という力が働いているからです。この「界面張力」の力を大幅に弱めるのが「界面活性剤」で、石けんも界面活性剤の一つです。
油が付着した布切れを水だけで洗ってもなかなか汚れは落ちませんが、石けんを入れると油が水と馴染み、汚れが布切れから分離する為きれいになるのです。
■ 「石けん」と「合成洗剤」は全く違う
ただし、自然界で生成しうる界面活性剤は石けんだけです。石けん以外の界面活性剤を「合成界面活性剤」と呼びます。
石けんと合成洗剤とでは、原料が同じでも製法が異なり、結果出来上がるものは全くの別物となります。
ケン化法又は中和法で作られるのが石けん、化学合成でつくられた洗剤が合成洗剤です。
そして、合成洗剤の界面活性剤を「合成界面活性剤」と呼びます。合成界面活性剤は、約2000もの種類があります。そして、それらは人体に有害な影響を及ぼします。
その一例を紹介すると…
✔ ラウリル硫酸ナトリウム
一般的な歯磨き粉の中に含まれています。
歯磨きの後、お茶を飲んだりみかんを食べると、変な味に感じるのは、ラウリル硫酸ナトリウムが舌の味覚を司る細胞に影響を与えているためです。
✔ ポリオキシエチレンアルキルエーテル
✔ 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩
✔ アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
多くのボディソープ、シャンプー、洗濯用洗剤や食器用洗剤に使われています。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、水生生物への毒性が強いと言われています。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩は、タンパク質を変性させてしまう作用があると言われています。
タンパク質は、肌や爪、髪の毛の主成分です。つまり、合成洗剤は皮膚や髪の毛を壊してしまう、と指摘しています。
同書の中には、これらを使用した具体的な商品名がズラリと並んでいます。(我が家で現在使っている「ア〇ック」も、以前使っていた「アリ〇ール」も、肌に優しい印象の「ビオ〇u」や、きれいな女優さんを多数起用している「ツ〇キ」も載っていました。・゚・(ノД`;)・゚・ )
■ 毒は肌からも侵入する
突然ですが、毒が体に入る際、どこから侵入すると思いますか?ばい菌なら傷口から、食べ物なら口から、気体なら鼻から、と想像されると思います。
その通りです。ただし、それだけではありません。
昨今、「経皮毒(けいひどく)」というものが問題視されています。毒が皮膚のバリアー機能を破って侵入するのです。
人の体は本来、様々な毒や異物から身を守る機能(涙、鼻水、嘔吐、下痢 など)が備わっています。皮膚にも、各層(かくそう)や皮脂というバリアーが存在します。
ですが、合成洗剤はこのバリアー機能を侵し、そしてその洗剤成分こそが毒として体内に侵入してくるのです。化学物質である合成界面活性剤が、人体の防衛機能を凌駕してしまうのです。
そして、化学物質の恐ろしいところは、その場ですぐに症状が出るのではなく、少しずつ少しずつ体に蓄積されていくことです。
■ 洗濯用洗剤も肌に染み込む
お使いの洗濯用洗剤は、合成洗剤ではないですか?ボディソープやシャンプーや食器洗い用洗剤の他に、ぜひ洗濯用洗剤も見直してみて下さい。
下着を含め衣類は、ほぼ1日じゅう身に着けているものです。この衣類の中には洗剤成分が残ることがあり、汗をかくと溶け出て、肌に染み込んでしまいます。柔軟剤も同様です。
■ 真の無添加とは?
「むてんか」ってなぁ~に??
あなたが考える「無添加」とは、何でしょうか?「添加」とは、ある物に何かをつけ加えることを指します。世の中には「無添加」商品が溢れていますが、あなたがお使いのその「無添加」商品は、”何を”「添加」していないのか理解していますか?
多くの方は「無添加」と聞くと、天然のものだけで作られた、肌にも環境にも優しい製品をイメージすると思います。
ですが実際は、合成着色料や漂白剤、香料など、なにかひとつでも添加していなければ「無添加」、とうたっているケースが多いのです。
「無添加」と書かれていても「石けん」でないのならば、それは合成界面活性剤、つまり化学物質です。
■ 成分表の見分け方
石けんか合成洗剤かは、商品に表示されている成分表で確認することができます。
成分に「石ケン」または「石けん」という文字がなければ、その商品は合成洗剤とみてほぼ間違いありません。
■ シャボン玉石けんはこだわりのケン化法
シャボン玉石けんって、どんな石けん??
本書の中で、シャボン玉石けんの石けんはこだわりぬいた石けんである、と言っています。
理由は2つ。原料と製造方法です。
【シャボン玉石けんのこだわり】
✔ 石ケン素地 100%
✔ ケン化法で製造
石けんの作り方には2種類あります。ケン化法と中和法です。
中和法とは、油脂から保湿成分であるグリセリンを取り除くことで、短時間で石けんをつくり出す製法です。
それに対しケン化法は、完成までに長期間かかりますが、天然油脂に含まれる保湿成分のグリセリンが石けんに残る製法です。
シャボン玉石けんの石けんは、ケン化法で作られています。釜炊き職人が、目で見て、音や匂い、味や手触りを確認しながら、1週間かけて、釜の中で天然油脂と苛性ソーダを混ぜて熟成させて作ります。
だから、シャボン玉石けんの石けんは肌がつっぱらないし、衣類用洗剤は柔軟剤要らずなのです。
余談
余談として我が家のエピソードを2つ紹介します。短いので、ぜひ読んでみて下さい。
■ エピソード1
息子の肌荒れを診てもらいに、近所の小児科を訪ねました。すると、肌荒れに対し、興味深い話を聞くことが出来ました。
- 小さい頃の保湿はとても大切
- 乾燥肌は皮脂バリアーが崩壊した状態
- バリアーが壊れた肌からダニ・細菌・食物(離乳食や母乳、ミルクなど)が入る
- 結果、湿疹などの症状が出る
- 湿疹はしっかり治さないと体内に蓄積される
- 近年、”蓄積の末、アレルギー性皮膚炎を発症する” 可能性が指摘されている
- “小さい頃の保湿で、のちのアレルギー性皮膚炎を防ぐことができる” と提唱する医者もいる
という内容でした。その際、見せてくれたパウチがこちらです。
乾燥肌(右)は肌のバリアーが壊れていて、そこから細菌、ダニ、食物が入り込んでいます。前述の、「経皮毒」と通ずるものがありますね。
■ エピソード2
息子の持病の担当医との会話です。
お医者さん:
「うちの子、小さい頃 乾燥肌でね~。
でも、当時の保湿ケアを怠ったから、10才の今も、頻繁に痒そうにしているんだよね。
子供が小さい頃の保湿、もっと頑張るべきだった。」
以前の何気ない雑談ですが、今なら言っている意味がわかりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャボン玉石けん株式会社 代表取締役社長 である 森田隼人氏著「無添加を科学する」を要約して紹介しました。
【 「無添加を科学する」要約 】
- 「石けん」と「合成洗剤」は全く違う
- 毒は肌からも侵入する
- 洗濯洗剤も肌に染み込む
- 真の無添加とは?
- シャボン玉石けんは石ケン素地100%
- シャボン玉石けんはこだわりのケン化法
あなたはこれらを聞いて、何を選びますか?
我が家は、シャンプー&リンスの他に、ベビーソープ、食器用洗剤、衣類用洗剤、ハンドソープ、歯みがき粉、etc をシャボン玉石けんに切り替えました。
健康は幸せの土台です。”健康” と聞くと食事や運動を思い浮かべますが、肌に使うものも健康に大きく影響するのですね。
私はこの「無添加を科学する」を読んで、シャンプー&リンス、ボディソープ、食器用洗剤、洗濯用洗剤などは、お金をかけてでもこだわるべきところだと感じました。
シャンプー&リンスは、使い始めて1週間ほどです。もう少し使ってみて、今後レビューも紹介したいと考えています。
合成界面活性剤は、静かに徐々にあなたの肌を壊します。肌が弱い方も、今とくに症状がなく悩んでいない方も、ぜひ検討してみて下さい♪♪
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪
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