なぜピロリ菌検査が必要なの?胃がんとの関係性を簡単解説

なぜピロリ菌検査が必要なの?胃がんとの関係性を簡単解説

胃がん統計

国立がん研究センターの最新がん統計によると、生涯でがんに罹患する確率は、男性65.5%(2人に1人)、女性50.2%(2人に1人)。

そのうち、男性は10人に1人が、女性は20人に1人が、胃がんを発症するという調査結果が発表されています。

全身のがんの中でも、胃は2番目にがんが発生しやすい部位なのですね。

胃がんによる死亡も、部位別で3番目に多いという統計結果が出ています。

 

ピロリ菌について

胃がんとの関係性

過去統計によると、胃がん患者の99%が、ピロリ菌感染者だったそうです。

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に住みつく細菌で、胃の粘膜が弱い幼少期に感染します。

ピロリ菌は胃を覆う粘液を減らし、胃壁を傷つけてしまいます。

なぜピロリ菌検査が必要なの?胃がんとの関係性を簡単解説

ピロリ菌が原因で胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの慢性胃炎となり、弱った胃は萎縮性胃炎を経て、細胞ががん化することが分かっています。

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ピロリ菌 感染経路

では、何が原因でピロリ菌に感染するのでしょうか?

ピロリ菌の感染経路ははっきりとは解明されていませんが、ひとつは経口感染ではないかと考えられています。

ピロリ菌は、井戸水を飲むなど衛生環境が良くない幼少期を過ごした世代で感染している人が多い傾向にあります。

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ですが、井戸水を飲んだことがないから大丈夫というわけではありません。

井戸水を飲んだことのない若い人の中も、一定数ピロリ菌感染者はいます

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横浜内科おなかクリニックHP より

NPO法人二十歳のピロリ菌チェックを推進する会(ハタピの会)が2014~2018年に行った調査では、当時20代だった方でも10人に1人がピロリ菌に感染していたそうです。

当時40代だった方では、5人に1人の割合です。

井戸水世代ではないのに5~10人に1人とは、思いのほか高い割合に驚かされますね。

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ピロリ菌を保有した親から子供に、口を介して移っているのではと言われていますが、これも定かではありません。

 

ピロリ菌検査について

でも、大丈夫です。

ピロリ菌に感染していても、一定期間内服薬を服用することで除菌が可能です。

ピロリ菌感染の有無を調べ、感染者は除菌処置を行うことで、胃がんのリスクを大幅に低減させることが出来ます。

今や胃がんは「早期発見」ですらなく「予防できる」時代なのです。

そして、ピロリ菌に感染するのは胃の粘膜が弱い幼少期なので、ピロリ菌検査は生涯で1度行えば良いとされています。

また、若い人ほど除菌の効果が高いとも言われています。

ぜひ人生で1度、早めに検査をするようにしましょう。

 

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