新型コロナウィルス感染症流行の影響で、感染拡大に配慮し病院に行くのを控えた「検診控え」がニュースになっていました。
女性のがん発症部位 第1位は乳房です。皆さんは定期的に乳がん検診されていますか?
私の乳がん検診
私が住む自治体では2年に一度の乳がん検診を推奨しています。でもそれですと、長い場合でがん化した細胞を2年放置することになってしまいます。
考えすぎでしょうか?病気ってどのくらい心配するのが適度なのでしょう。
大切な家族もいますし、子供を育てる責任もあります。
遺伝性も指摘されていることから、私は30歳を過ぎた頃から、健康診断のほかに毎年保険診療で自主的に乳がん検診を受けるようにしています。
昨年は妊娠/授乳のため検査を受けられず、先日2年振りの検診に行ってきました。
妊娠期/授乳期/授乳期後
ちなみに、病院によるのかもしれませんが、乳がん検診は授乳を終えてから6か月以上あける必要があるとのことでした。授乳をやめた後も暫くは乳腺が発達した状態が続くので、期間をあけないと正確な検査が出来ないそうです。
妊娠期もやはり検査できません。乳腺は出産前の妊娠期から発達し始めるのでがん細胞の見分けがつかないことと、X線が胎児に悪い影響を及ぼす可能性があるためです。
ですので例えば1年授乳した場合、妊娠から授乳後半年経過するまで、およそ2年半ほど検査できない期間が続くことになります。
妊娠を希望されている方は、事前に乳がん検診を受けましょう。
幸せの土台
健康を損なっては、何をしても十分に楽しむことが難しくなります。食事、旅行、スポーツ、読書…。
また、愛する人に寂しい思いをさせてしまうことにもなります。
小林麻央さんが生前ご自身のブログで、「もっと自分の体の声を聴いてあげればよかった」と発信されていたのが印象的で、今も忘れられません。
重要なのは、まず第一に病気にならないこと、第二に病気をいち早く見つけることです。健康的な食事と適度な運動、それと定期的な健診ですね。
健康診断では見つからない
全身をくまなくチェックする人間ドックと異なり、健康診断は体の状態を大まかに検査するものです。
また、健康診断の胸部X線撮影は主に肺をチェックする検査項目であり、乳がん発見には繋がりません。
乳がんはマンモグラフィー(胸部専用X線撮影)/エコー(超音波)で発見が可能です。
まとめ
何歳から乳がん検診を受けるべきか、迷いますよね。私が住む自治体では40歳から2年に1度の検診を推奨しています。自治体の方針は一つの目安になりますね。
但し、若くして30代で罹患される方もいて、若いと進行が速いのががんの特徴です。「まだ若いから」でのちに後悔するのは自分自身です。毎年とまでいかずとも、若い方にも乳がん検診を受けてもらいたいです。
女性のがん発症部位 第1位は乳房です。神経質になる必要はないですが、必ず定期的に検診を受けましょう!
\ 乳がんは自宅でも検査できる! /
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