赤ちゃんが上手にミルクを飲めなくて、困っているパパママへ。
我が子は、先天性疾患の為、生後6カ月間病院にいました。第一子でしたので、右も左もわからない私は、新生児科や一般病棟の看護師さんたちから様々なテクニックを教えてもらいました。
その中から今回は、ミルクの飲ませ方のコツを紹介します。
6カ月間で、何十人もの看護師さんにお世話になりました。その何十人もの看護師さんたちのテクニックを集約していますので、参考にしてもらえれば幸いです。
ミルクの飲ませ方 コツ8選
【ミルクの飲ませ方 コツ8選】
- 腕と脚を包み込む
- 哺乳瓶の乳首で下唇をトントン
- 哺乳瓶の乳首を上あごの窪みに優しくあてる
- 哺乳瓶を深く咥えさせてアヒル口に
- 哺乳瓶が振られないようにしっかり持つ
- 下あごの奥の窪みを軽く持ち上げる
- 小刻みに揺らす
- ゲップを出す
順に解説します♪
息子をモデルに解説します。生後7か月なので、新生児とサイズが異なりますが、ご了承下さい。コツは、新生児~生後7か月の今でも有効なものです。
1. 腕と脚を包み込む
腕と脚が解放されている状態だと、手足がバタついて、落ち着いて飲めないそうです。パパママの体で包み込んであげましょう。
こうすると、赤ちゃんが落ち着いてミルクを飲めるそうですよ。
2.哺乳瓶の乳首で下唇をトントン
哺乳瓶の乳首(にゅうしゅ)で(パパママの指でもOK!)、下唇をトントントンとノックしてあげましょう。吸てつ反射(※)を利用した「ミルクあるよ~」の合図です。すると、赤ちゃんは本能で口を開けて、哺乳瓶を咥え、吸い始めます。
看護師さんたちは皆、トントントンと合図しながら、実際に「あるよ~、ミルクあるよ~」と声掛けしていました。
(※「吸てつ反射」とは? 赤ちゃんの口のまわりをちょんちょん触れると、強い力で吸い付きます。赤ちゃんには、おっぱいを飲んで生きていく力が、生まれつき本能として備わっているんですね。)
3.哺乳瓶の乳首を上あごの窪みに優しくあてる
ご自身の口腔内で確認してみて下さい。上あごの真ん中に、窪みが確認できると思います。
この上あごの窪みに哺乳瓶の乳首の先端を優しくあててあげましょう。この窪みに乳首がハマると、赤ちゃんは哺乳瓶を吸いやすいそうです。(直接授乳の場合も、同様です。)
4.哺乳瓶を深く咥えさせてアヒル口に
唇がはっきりとしたアヒル口になるように、哺乳瓶のニプルが隠れるくらい、哺乳瓶を奥まで深く入れてあげましょう。くわえ方が浅いと、ミルクを吸いづらいそうです。乳首の先端が、上あごの窪みまで届かないからでしょう。
5.哺乳瓶が振られないようにしっかり持つ
赤ちゃんのミルクを飲むコクコクの振動に、哺乳瓶がつられないように、しっかり持ちましょう。コクコクの振動につられて哺乳瓶が振られると、赤ちゃんはミルクを飲みづらいのだとか。
6.下あごの奥の窪みを軽く持ち上げる
下あごの奥、骨のない箇所を優しく少しだけ持ち上げてみて下さい。すると、コクコクコクと吸てつ反射が始まります。吸てつ反射の後押しですね。
赤ちゃんが休憩している時は、息が整うのを待ってあげてください。赤ちゃんが飲むペースを優先してあげてくださいね。
7.小刻みに揺らす
嘘のようなホントの話(笑)!ユサユサ揺らしながらミルクをあげると、なぜか飲む! 揺れは、貧乏ゆすりをイメージして下さい(笑) 揺らすのはパパママの片足だけで十分です。
これも、複数人の看護師さんが教えてくれました。
8.ゲップを出す
哺乳瓶で飲む場合、直接授乳より空気が口に入りやすいです。途中で飲まなくなるのは、もしかしたら空気でお腹がいっぱいなのかも…!?
一旦ゲップをさせてあげるのも、ひとつの手です。お腹に余裕が出来て気分も落ち着いたら、またコクコク飲みだしてくれますよ。
補足
我が子は持病の為、一時まったくミルクを飲めなくなった時期がありました。そんな時にも実践したのは、これらの8つのコツでした。
コツを紹介しましたが、あくまで “飲まなくて困っているならば” 試してほしい方法です。
元気よく飲んでくれているのならば、やり方はなんでもいいですよね。実際に今、我が子は…
寝っ転がって、飲んでいます(笑)。
お行儀も気になるところですが、最近はこれが一番落ち着いて飲んでくれます。
ゥ ‘`,、’`,、ヾ(o´∀`o)ノ ゥ ‘`,、’`,、
まとめ
美味しそうに飲んでくれるならば、なんでも良しです♪
(❃´◡`❃)
でももし赤ちゃんがミルクを飲まなくて困っているのならば、以下をぜひ試してみて下さいね♪
■腕と脚を包み込む
■哺乳瓶の乳首で下唇をトントン
■哺乳瓶の乳首を上あごの窪みに優しくあてる
■哺乳瓶を深く咥えさせてアヒル口に
■哺乳瓶が振られないようにしっかり持つ
■下あごの奥の窪みを軽く持ち上げる
■小刻みに揺らす
■ゲップを出す
参考になれば、幸いです♪
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