今あなたは家にいて、目隠しをされています。
「3分以内に、部屋にあるもので、必要なものを言え」
こんな風に言われて、ぱっと必要なものを言えますか?
言えないあなたの部屋はもしかすると、”ちょっと欲しかったもの” で溢れ返っているのかもしれません。
「夢をかなえるゾウ」は自己啓発本に近い小説で、夢をかなえるために必要なメソッドをインドの神様ガネーシャから楽しく学べると人気に火が付き、ドラマやアニメ化もされた水野敬也さん作の書籍です。
シリーズは現時点で④まで出版されています。私も①が非常に面白かったので、シリーズを読み進めてみようと、現在③を読んでいる最中です。
シリーズ3作目にして初めて主人公が女性であり、悩みも共感できるためか、作品前半から物語に引き込まれています。
3分で自分に必要なものを言う
話は戻って。
「3分以内に、部屋にあるもので、必要なものを言え」
これは、インドの神様ガネーシャから主人公である女性に出された課題です。
ご自身に置き換えて、ぜひ考えてみて下さい。
「目をつぶって」そして「時間は3分」です。あなたは頭の中で部屋の中にあるモノを思い出して、なくなっては困るものを挙げていかなくてはなりません。
部屋の中にあるものですから、預金通帳や携帯電話など、生活で欠かせないものも含みます。
3分以内に言えなかったモノは、ガネーシャに破壊されてしまいます。3分なんてあっという間ですから、絶対に破壊されては困るものから優先して言っていく必要があります。
主人公の女性は、使っていないオーブンや着ていないワンピース、パワーストーンコレクション、ダイエット器具など次々と破壊されてしまいました。
その意図は?
ガネーシャ曰く。
望みがある場合、それを手に入れられる部屋に住む必要があります。
言えなかった家財道具や衣服は、“ちょっと欲しくて買ったもの” であり、使っていないけれどもったいなくて捨てられていないだけものです。
たとえ破壊されても、実際のところ困らないものなんですね。
一番手に入れたいものだけに集中できるシンプルな生活を送りなさいとガネーシャは主人公に伝えます。
- そのテレビは本当に必要で見ているのか?
- そのゲームはなんとなくでやっていないか?
- 収納/パソコンの中には本当に必要なものだけが入っているか?
部屋の大きさが限られているように、自分が持てるものも生きている時間もすべて有限なのです。
夢をかなえるための課題①
自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、
必要のないものは捨てる
まとめ
「夢をかなえるゾウ3」では、この課題①を含め、計17個の課題がガネーシャから順に与えられます。
ひとつひとつの課題と向き合いクリアしていくことで、夢をかなえられる器や力量を手に入れられるんですね。
ガネーシャのキャラクターがユニーク過ぎるので、楽しく笑いながら成功へのメソッドを吸収出来るのが嬉しいところです。
また、「夢をかなえるゾウ3」はシリーズ3作目にして初めて主人公が女性なこともあり、女性は特に親近感を持って読むことが出来ると思います。
話はシリーズ毎に完結しているので、3作目から読んでも楽しめます。
主人公とともにガネーシャの課題に取り組み、希望する人生を実現させましょう♪
\ 人生をデザインしよう♬ /
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