先日、小樽の穴滝へ行ってきました。
北海道の観光ガイドで「滝」と調べると、必ずといっていいほど上位にあがってくる滝です。
ですがこの滝、遊歩道が整備されている観光名所の滝とは様子が異なり、アクセスがちょっと大変。
今回は、穴滝までのアクセス方法や撮影してきた清涼感たっぷりの穴滝の画像、穴滝に行く際必ず用意してほしい装備を紹介します♪♪
アクセス
穴滝は、小樽市を流れる勝納川の源流部にあります。
①:車で向かう際に目印となる「天神浄水場」
②:車止めゲート有、ここから歩き
③:林道から登山道に入るポイント
④:穴滝
■ 車で進めるのは②まで
②に車止めのゲートがあるので、車で進めるのは②のポイントまでとなります。
②までは、まず①天神浄水池を目印として向かうのが良いでしょう。
①の手前で道路が二股になるので、天神浄水池方面へ右折せずに直進して下さい。
①から②までは1.5㎞ほどで、道幅の狭い鬱蒼(うっそう)とした林道です。
所々に対向車とすれ違う為の待避所があります。
②のゲート手前は再び林道が二股になっていて、広々とした空間となっています。
車を停めるスペースがあるほか、林道も場所を選べば駐車可能です。
穴滝は混み合う観光地ではないので、問題なく駐車できると思います。
我々が行ったのは6月中旬の昼頃で、我々の他に2台の車が停まっていました。
我々は穴滝に長居しましたが、後から来たのは一組だけでした。
■ ②から③は林道歩き
②から③は、3㎞ほどの林道歩きです。
ほぼ平坦な林道で、途中緩やかな勾配があります。
この林道歩きは、時間にすると30~40分といったところだと思います。
■ ③で林道から外れて登山道に入る
ゲートから林道を3㎞ほど進むと、林道と穴滝への登山道の分岐点に看板が設置されています。
ここからは、林道から外れて0.5㎞の山道歩きです。
踏み跡がしっかりついているので道に迷うことはないと思います。
0.5㎞ですが、山道歩き、且つ途中小川を渡渉(としょう)する場面が何度か出てくるので、時間は15~25分程かかると思います。
15分程踏み跡を辿ると、林の奥に空洞が見えてきます。
穴滝への入口です。
到着すると、大きく掘られた洞穴となっていました。
洞穴を抜けた先に穴滝があります。
ゲートからトータルで片道1時間ほどみると良いと思います。
小樽穴滝
大きな洞穴の先にある滝なので、穴滝と呼ばれているのですね。
滝は高さ3mほどで決して大きな滝ではありませんが、滝が流れ落ちる音が洞穴に響いて、なかなかの迫力でした。
滝の裏側に立つことができ、少量の滝しぶきとたっぷりのマイナスイオンを浴びることが出来ました。
薄暗い洞穴から見る沢は、岩が黒光りし、沢水には陽の光とまわりの生い茂った緑が反射して、黒と緑のコントラストがなんとも美しく印象的でした。
滝が起こす風でまわりの緑たちがサワサワと揺れて、視覚からも涼しさを感じました。
装備
では、穴滝に行く際これだけは用意してほしいという装備品についてお伝えします。
【 穴滝への装備 】
- 登山靴
- 熊よけ
- 飲み水
- 日よけ
- 防寒具
- 虫除け
■ 登山靴
林道には数か所ぬかるみが、登山道には小川を渡るポイントが数か所あります。
長靴でも良いですが、歩く距離が長いので防水の登山靴があると最適だと思います。
■ 熊よけ
北海道の山にはヒグマが住んでいます。
複数人でわいわいとおしゃべりしながら歩くか、一人で向かう場合はラジオや熊鈴など音が鳴るものを身につけましょう。
■ 飲み水/日よけ
最近は、北海道の夏も暑くなりました。
林道は木が生い茂っていますが、時間帯によっては日陰が出来づらいので、飲み水や帽子など暑さ対策をしましょう。
■ 防寒具
山では突然の天候悪化がつきものなので、雨風から身を守るために、レインウェアのような防寒具を必ず持つようにして下さい。
■ 虫除け
山の中なので当然ですが、洞穴と穴滝周辺は特に虫が多いです。
歩いていると気になりませんが、立ち止まるとすぐに寄ってきます。
私はブヨに噛まれました。
恰好は長袖、長ズボンがおすすめです。
虫除けスプレーは必須、蚊取り線香もあるとより安心だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、北海道の観光ガイドで「滝」と調べると、必ずといっていいほど上位にあがってくる小樽の「穴滝」を紹介しました。
遊歩道が整備されている観光名所の滝とは様子が異なり、アクセスがちょっと大変ですが、神秘的な雰囲気が漂う場所でした。
気になった方は、ぜひ足を運んでみて下さいね♪♪
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